こんにちは!
フィットネスコーディネーター、『若返り専門塾』の吉福教子です。
山口県内でピラティス・ヨガスタジオ「E-Style Fit」「E-Style Fit YUU」を開設しています。
フィットネス指導歴なんと38年!
これまで延べ30万人以上の方々に、運動やダイエットの指導をしてきました。
このブログでは、なんとなく老化を感じ始める40代からの人生を、もっと軽やかに過ごせる
【若返り習慣】をお届けしています。
免疫の要である【腸】
腸内環境を整えることで健康を保つことができます。
そして、前回のブログでは腸内環境を健康に保つために鍵となるのが発酵食品であることを解説してまいりました。
今回は発酵食品と合わせて摂りたい【もう一つの鍵】食物繊維について、解説していきます。
発酵食品で腸内に善玉菌を届けたら、次に必要なのは「エサ」です。
腸内細菌たちが元気に活動するためには食物繊維が欠かせません。
特に注目したいのは水溶性食物繊維。
この食物繊維は水に溶けてゲル状になり、腸内で善玉菌のエサになります。
善玉菌は水溶性食物繊維を発酵・分解することで短鎖脂肪酸という物質を生み出します。
①腸内を弱酸性に保ち、悪玉菌の増殖を防ぐ
②腸のバリア機能を高め、毒素や炎症物質の侵入を防ぐ
③全身の炎症を抑え、肌の老化を防ぐ
④代謝を活性化し、脂肪の蓄積を防ぐ
つまり、短鎖脂肪酸がしっかり作られている腸内は、若さと健康の土台が備わっているということなのです。
・オートミール
・大麦
・わかめ
・海藻
・切り干し大根
これらは豊富な水溶性食物繊維を含んでいます。
日常的に取り入れている人は、腸の炎症が少なく肌荒れや便秘、疲労感が改善されるケースが多いです。

また食物繊維は「老廃物の掃除屋」としても大活躍。
腸に残った有害物質やコレステロール、余分なホルモンなどを吸着して輩出してくれます。
腸を若返らせるだけでなく、全身のデトックスにもつながります。
日本人の一日も食物繊維摂取量は、ここ数十年で半分近くに減っていると言われています。
特にパンや白米、コンビ二食中心の生活だとほとんど食物繊維は摂れません。
その結果、腸内細菌が栄養不足で元気を失います。
その結果
・ガスや便秘が増える
・免疫力が落ちる
・肌のトーンがくすむ
・精神的に落ち込みやすくなる
このような負の連鎖が起きてしまうのです。
だからこそ、発酵食品×食物繊維のセット摂取が大切なのです。

さて、次回は腸と脳・免疫のつながりについての衝撃な事実をお伝えしていきます。
楽しみにお待ちくださいね。
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