2025/11/04

【お腹のトラブル?】便秘について

こんにちは!

フィットネスコーディネーター、『若返り専門塾』の吉福教子です。

山口県内でピラティス・ヨガスタジオ「E-Style Fit」「E-Style Fit YUU」を開設しています。

 

 

健康運動指導士  吉福教子 自己紹介こちら

 

フィットネス指導歴なんと38年!

これまで延べ30万人以上の方々に、運動やダイエットの指導をしてきました。

 

このブログでは、なんとなく老化を感じ始める40代からの人生を、もっと軽やかに過ごせる

【若返り習慣】をお届けしています。

 

 

リバースエイジング

 

 

便秘はお腹のトラブル?

 

便秘はただの「お腹のトラブル」ではありません。

 

毎朝のスタートが重く感じたり、なんとなく気分が晴れなかったり…。

そういう日が増えていくと、仕事のパフォーマンスにも、夜の睡眠にも思った以上にダメージが蓄積していきます。

それでも、『いつものこと』とやり過ごしていませんか?

実はその油断が体内の炎症や代謝の乱れを静かに引き起こしているかもしれません。

 

今回は、慢性的な便秘と腸内環境に関係に注目した最新研究を取り上げながら、なぜ腸から整えることが健康や若さに直結するのか、そしてどう行動すれば改善に近づけるのか、じっくり解説していきます。

 

 

 

こんな方におすすめ

 

 

プロバイオティクス

 

取り上げるのは、世界中で注目されている【プロバイオティクス】の効果について。

プロバイオティクスって聞いたことありますか?

腸内環境を整えることは健康維持には欠かせないと近年注目が高まっています。

 

腸内フローラというワードでも取り上げられるようになりましたね。

特に便秘を抱える人々に対してどのような変化が見られたのか?

臨床試験のデータと共に掘り下げていきます。

この知識を知らないままでいるとあなたの生活の質は気づかないうちに少しづつ削られていくかもしれません。

 

 

 

よくある質問

 

 

便秘とは?

 

便秘というと、ただ便が出にくいだけ…と思いがちですがその裏には見逃せないリスクが潜んでいます。

特に機能性便秘と呼ばれるタイプは明確な病変がないにも関わらず腸の動きが鈍くなることで生じます。

一般に4~5日以上にわたって排便がないことをいいますが、便通には個人差があり1~2日排便がなくても不快感がなければ便秘とは言えません。

逆に毎日排便があっても、排便量が少なくてスッキリしない状態なら便秘と言えます。

便秘のメカニズムによって【機能性便秘】と【器質性便秘】に分けられます。

 

 

 

機能性便秘

 

自律神経のバランスが崩れ大腸が機能不全を起こしたことによる「便秘」です。

食生活や生活習慣が原因で起こり、日常生活で便秘も快方に向かいます。

また、便秘の人は睡眠の質が下がりやすくストレスホルモンも増える傾向があるため、心身共に不安定な状態に陥りやすいのです。

こうした背景から、近年では『腸は第二の脳』とも呼ばれ、腸内環境の乱れがメンタルに影響を与える可能性まで指摘されています。

 

 

対処法

 

食物繊維の摂取、運動、便秘薬、下剤

従来はこのような対処療法が主流でしたが、その効果は人によってばらつきがあり長期的にみると副作用や依存リスクも否定できません。

特に便秘薬や下剤の長期使用は、自然な排便力を弱める可能性があるとも言われています。

こうした従来型のアプローチの限界がある中で注目を集めているのが“腸のなかから整える”という新しい考え方。

そこで登場するのが今回の主役であるプロバイオティクスです。

 

 

プロバイオティクスの効果について

 

プロバイオティクスの効果は本当に信頼できるのか?

そんな疑問を持つ方も多いかもしれません。

 

ある研究では、過敏性腸症候群の患者に排便頻度の明確な改善が見られました。

また別の研究ではビフィズス菌を使用し、わずか4週間のうちに排便リズムが整い腹部のハリや不快感まで軽減されたという報告もあります。

特に高齢者にとって、毎日スムーズに排便できることは心身の安定や活動量の維持にも直結する重要な要素です。

 

興味深いのは、便秘の改善だけでなく日中の不安感が減り心の安定まで得られたという点です。

つまり、腸と脳が密接に連携している【腸脳相関】現象が臨書の現場でも再確認された形になりました。

プロバイオティクスは腸内環境の改善や免疫調整機能へのアプローチによりアレルギー反応を軽減する作用が期待できる注目を集めています。

腸内には過剰な免疫反応を制御する制御性T細胞と呼ばれるものがあります。

酪酸菌が生成する酪酸はT細胞の増殖などに関わりT細胞が増えることでアレルギー反応を抑える作用があると発表されています。

 

リバースエイジング

 

 

ではこうしたプロバイオティクスを実際にどのように取り入れれば効果的なのか。

次回のブログでは効果的な取り入れ方について深堀りしていきます。

楽しみにお待ちくださいね!

 

 

 

 

 

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